池袋後悔記

痔痛4

ようやく退院しました。

病院に行った時は、この上ない激しい痛みと戦いながら受付で肛門の先生は明日が診察日と知らされて愕然としましたが、とりあえず担当外の外科の先生が見てくれると言う事でした。

しょうがないので、順番を待っていましたがもう座っていても、立っていても脂汗が出そうな位の激痛で死にそうでした。

待ち時間の最後のほうは痛みを和らげるため、片足で立ったり挙動不審な感じだったので周りから「なんだこいつ?」的な目線を感じます。このときが痛みのピークだった気がします。暫くすると看護師の方が「今、専門の先生を呼んでいて、もうする到着する」との事で、運が良い事に専門の先生に見てもらうことになりました。ラッキー!

そして激痛に絶え、「早く来てくれー!」と思ってという心の叫びの中、遂に先生が到着しました。

「やった!!!」俺はもう助かった!先生が「神」とまでは言いませんが、それに近い存在に見えました。

恐らくプラシーボ効果のせいでしょう。先生と対峙した瞬間からもう痛みが半分位消えていた気がします。

それから、先生と病気に関する話をして、ほぼ選択の余地無く即入院、手術となってしまいました。

そこからは、「何でそんなに急ぐの?」って言う位急ピッチで採血、心電図、レントゲン等々をします。病院の今年最後の営業日だったので、急いでいたのかもしれません。

そして病室のベッドで色々な説明を聞き待っていると、もう出術が始まるとの事。手術は初めてだったので心の準備が出来ていないのに、速攻で手術室へストレッチャーに乗ったまま出発です。

手術室に入ってからはほぼうつ伏せ状態だったので、状況があんまり良く分かりませんでしたが、まずは腰椎麻酔です。麻酔後は肛門近辺を触れても触られている感触はありますが、痛くはありません。不思議でしたね。

そして本題の手術開始です。何か道具を入れられて、多分「膿み」をとっているのでしょうね。かなり奥まで入れられているのを感じ、奥のほうは少し痛かったので先生に告げると、「膿み」が奥まであるから少し我慢してくれ、との事でした。

そして手術(恐らく20分位)が終わり、いきなり仰向けにされ、術後暫くはトイレに行けないため、尿道から管を通し、膀胱から直接尿を出すようにします。仰向けにされてから気付いたのが、看護師の女性が2名ほど作業をしていて、右側の女性が尿道から管を通した訳ですが、よく見ると若くて美人(マスク越しですが…)で参りました。

これで、大方の作業は終了のようです。

麻酔の為、術後3時間はベッド上で寝返りや、頭を横にしたりと言ったことがNGとなります。ですがその3時間はあんまり記憶がなく、多分寝ていたのかもしれません。

後は、点滴や採血などでその日は終わり、朝に先生が再度来て経過を観察します。その場で「膿みを出す管」を抜くのですがこれが「激痛!」でした。そして糸の処理や、坐薬を入れたりして、先生から今後のメンテナンス等の話を聞きました。

そうそう、尿道に刺さっている管も抜きます。これが痛い+妙な感触(言葉ではうまく説明できませんが)。

ようやく作業も終わり、午後に退院しました。

もう痛くは無いので「普通に」歩けます。ん~、なんと言う幸せ!

先生のお話では暫くは以下の事が厳禁です。
・下痢(強く念を押されました)
・風呂(シャワーはOK)
・酒

私は酒飲みではないので、それほど難しい制限ではありません。
それと、制限ではないですが暫くは膿みが出続けるので女性用ナプキンを付けた方が良いとの事でした。

と言うことで、今、術後二日目。今のところ順調です。ただ傷口は触るとやっぱりまだ痛いですが、触らなければほとんど痛くありません。

「いや~、健康ってほんっとにいいもんですね」(水野晴郎 風)

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